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免疫細胞治療とは

Cell-based Immunotherapy

01 I 新しい概念の免疫強化療法 “免疫細胞治療”

 

患者さんご自身の血液から免疫細胞を抽出し、 数百倍から数千倍以上に活性化及び大量増殖させ、 体内に投与する方法であり、 がんと戦うことができる免疫力を育てる体にやさしい治療方法です。 低下した免疫機能を強化し、 生活の質 (Quality of Life :QOL) を向上させる新しい抗がん免疫治療として注目を集めています。

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血液内から免疫細胞を分離

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サイトカイン処理

(活性化と増殖)

安全性や効能などの

品質検査

採血

免疫細胞分離

免疫細胞培養

投与

02 I NK(ナチュラルキラー)免疫細胞治療の効果

NK細胞治療剤は、 体内に投与しても安全性が高く、 抗がん効果 (がんの進行抑制、 転移および再発防止) や炎症緩和によるアンチエイジング効果があり、 幅広く活用できます。 樹状細胞治療剤は、 抗原に使用したがん細胞のみに反応するので、 治療効果が限定的です。 また、 CAR-T細胞治療剤は、 価格が極めて高く (数千万円) 、 深刻な副作用が生じることがある為治療の限界があります。

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抗がん効果

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耐性なし

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炎症緩和

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副作用

少ない

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抗がん治療

併用可能

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抗老化

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がん

再発防止

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生活の質の

向上

03 I 抗がん免疫細胞治療の違い

 

NK細胞は、 抗原特異性がない唯一の免疫細胞であり、 がん細胞のような異常な細胞を検出すると直接攻撃します。 他の免疫細胞に比べ、 がん細胞や異常細胞に対して迅速かつ柔軟な反応を示すため、 NK細胞への関心が高まっています。

T細胞の活性化を誘導

直接攻撃

直接攻撃

攻撃方法

抗原特異性

なし

あり

あり

反応速度

即時反応

遅延反応

遅延反応

区分

NK細胞

樹状細胞

T細胞

*抗原特異性:過去に異常であると認識した細胞のみを攻撃する特性

I NK細胞治療剤

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投与されたNK細胞が

がん細胞を直接破壊

殺傷能力の高いNK細胞を大量培養

採血

NK細胞分離

NK細胞培養

I 樹状細胞治療剤

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がん細胞から抗原分離

樹状細胞が

がん抗原を認識

T細胞に抗原

情報を伝達

活性化されたT細胞

がん細胞

抗原情報を伝達されたT細胞の活性化

活性化されたT細胞は、 分離した抗原を目印にがん抗原を認識して殺傷

I CAR-T 細胞治療剤

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採血

T細胞分離

がん細胞のみを特定して

認識する遺伝子を投入

がん細胞

CAR-T細胞

CAR-T細胞

キメラ抗原受容体(CAR)が

がん細胞を認識して破壊

キメラ抗原受容体(CAR)

発現T細胞

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